どうもじんでんです。今回は「LAN Speed Test」というソフトの紹介です。
ローカルネットワークの速度問題
近年のデジタル端末の普及により、家庭内でNASなどのネットワークストレージを利用されている方がいるかと思います。私もNASにデータを保存して、様々な端末で共有しています。
また技術の進歩により、画像や動画のファイルサイズの増加が顕著です。ファイルサイズが大きくなるとデータの転送にも時間がかかります。
特にスマホやタブレットなどの無線LANは、速度の低下が激しくボルトネックとなります。有線LANでも、古い機器が混じっていると速度の低下を招きます。これらが原因で、インターネットの速度が遅くなる場合があります。
それらを解消するには原因の追究が必要ですが、「そもそも技術的にMAXな速度が出ているのか?」「だた体感が遅いだけで、規格上は最大の速度が出ているのでは?」「何か設定を間違っているのか?」などの疑問が生じます。
それを解決する手助けをしてくれるのが、今回紹介する「LAN Speed Test」です。
LAN速度計測ソフト「LAN Speed Test」
家庭内のネットワークの速度が遅いと思った時に、まずは速度を計測してみましょう。測定してみればルーターやハブ、ケーブル等が満足に性能を発揮しているのかを判別できます。
計測値が大幅に想定を下回っていれば、何かハード的ソフト的な原因があります。しかし想定の速度であれば、体感が遅いだけであり問題が無いと言えます。
その速度を計測してくれるのが、「LAN Speed Test」です。
「LAN Speed Test」はネットワーク内の共有フォルダを指定するだけで、簡単に速度を計測してくれます。これを使用してローカルネットワークの速度を計測できます。
使い方
①無料版の選択
起動するとシリアルキーの入力を求める画面が出てきます。速度を計測するだけであれば、無料版で充分なので「Clause」を押します。
②フォルダの選択
「…」のボタンを押して、ネットワーク上の共有フォルダを選択します。速度を測定したい場所を選びましょう。
③計測開始
フォルダが問題なく選択されているのが確認出来たら、「Start Test」のボタンを押すと計測を開始します。
④結果の見方
計測が終わると結果が出ます。
- 〇は書き込みの速度
- 〇は読み込みの速度
- 〇は単位の変更
注意点
このソフトは実際にテストファイル読み書きしているので、ストレージの速度も結果に影響します。可能な限りSSDなど高速なストレージを選択することで、より正確な結果を得ることができます。
しかしどうしてもストレージが結果に影響するので、ネットワーク単体の速度というよりは、総合的な速度と捉えたほうが良いでしょう。
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