どうもじんでんです。今回は「#古いPCにグラボを増設してPCゲームができるのか?【前編】」の続きになります。
前編はこちらから↓
今回はグラフィックボードの選定から、実際にゲームができるようになったのかを記事にしています。
前編のおさらい
前編では約5年前に組んだ自作PCで、ゲームができるのかを検証しました。
結果としては、カクカクしてまともに動作しないことがわかりました。
しかしグラフィックボード以外はギリギリですが、推奨スペックを満たしています。なのでグラフィックボードを増設すれば、快適にゲームができるようになるのではと考えました。
必要なグラフィックボードの性能は?
私の遊びたいゲームは「Cities: Skylines(シティーズ:スカイライン)」です。このゲームのグラフィックの推奨スペックは「nVIDIA GeForce GTX 660 or AMD Radeon HD 7870」になっています。
GTX660は2012年頃に発売されたもので、現在は新品は流通していません。
性能的には最近のもので言うと、GTX1030とGTX1050の間くらいの性能です。
グラフィックボードを選ぶ
2020年現在で、推奨スペックの直近を選ぶならGTX1050Tiが1番安価でしょう。しかしコスパで言うなら、GTX1650も良いかもしれません。あとはGTX1650の上位のGTX1660やGTX1660SUPERも検討の範囲です。それ以上は高価ですし、CPUの性能などと釣り合っていないので対象外とします。
価格で比較
- GTX1050Ti…約13000円
- GTX1650…約15000円
- GTX1660…約23000円
- GTX1660SUPER…約27000円
※2020年3月現在での各シリーズの安い価格を参考にしています。
価格では最安値と最高値では倍の差があります。
性能で比較
GTX1050Tiを1とした場合の性能差を見ていきましょう。
- GTX1050Ti…1.00
- GTX1650…1.17
- GTX1660…1.78
- GTX1660SUPER…2.01
※様々なベンチマークなどの結果を元に算出していますので、参考値として下さい。
概ね価格に比例していると言えるでしょう。
GTX1660SUPERに決定
まずGTX1050Tiは安いですが、今後の事も考えると安物買いの銭失いになりそうなので除外しました。なのでGTX1650にしようと思っていましたが、近所ではなぜかどのメーカーのも売り切れていました。
そうなるとGTX1660かGTX1660SUPERになります。ここまでくると、ちょっとの差なら良いものを選びたくなります。
最終的にASUSのGTX1660SUPERの「TUF-GTX1660S-O6G-GAMING」に決めました。約28000円で手に入れることができました。
ゲームができるようになったのか?
早速、PCに購入したグラフィックボードを増設してCities: Skylinesを遊んでみます。
なんと普通に遊ぶことができました。各設定は最高に設定して遊びました。概ね30〜40fpsで動作しています。CPUの使用率は70〜80%、GPUの使用率は30%程度です。CPUが結構ギリギリですね。GPUは余裕があるので、まだ低いグレードのものでも良かったかもしれませんね。
Cities: Skylinesでは街の様子を遠くで見たり、近付いて見たりできます。近付くと多くの人や車などが細かく描写されます。なので当然、PCに負荷がかかります。実際に近付いてみると20〜30fpsに落ちてしまいます。体感的にはストレスになる感じではありませんでした。
またゲームが進むにつれて、街が発展し人口が増加するとPCへの負荷が大きくなってきます。これについてはすぐには検証できません。しかし今のCPUの使用率をみると、限界が来るかもしれません。
結論として「ストレス無く普通に遊べるようになったが、快適とは言い切れない」と言う結果です。
今後はCPUの更新も検討しなければいけないかもしれません。しかしとりあえず遊ぶには、最低の支出で収まったのではないでしょうか。
まとめ
- Cities: Skylinesは内蔵グラフィックでは遊べない
- 推奨スペックをクリアしていれば、とりあえずストレス無く遊べる
- 街が発展していくと厳しいかもしれない
- 今後はCPUの更新も検討しなければいけない
PCゲームはソフトにより、快適に遊べるスペックは変わります。また全く同じ構成であることなど稀です。なのであまり参考になることはないかもしれませんが、少しでも参考になればと思います。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。
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