USBの規格と種類

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どうもじんでんです。今回はUSBについてまとめてみました。

USBはPCだけでなくスマホなど多くのガジェットに搭載されている、とても身近な規格です。

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USBとは?

USBとは、主にPCと周辺機器を接続する為の規格です。またUSBは「Universal Serial Bus」の略称です。

近年ではスマホなどのガジェット類にも採用されおり、幅広く活用されています。

USBが普及する前は、キーボードやマウス、プリンターなどの周辺機器機器はそれぞれに接続するインターフェースが異なっていました。これらを統一して利便性を向上させたのがUSBです。

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USBの種類

USBにはこれまでに、性能の向上の為にバージョンアップし進化してきました。一口にUSBといっても転送速度など、性能に違いがあります。

主な規格を説明します。

USB1.0と1.1

  • 最大転送速度…Low-Speed (1.5Mbps)、Hi-Speed(12Mbps)

USBの原形です。現在ではほとんど製造されていません。

USB2.0

  • 最大転送速度…Full-Speed (480Mbps)
  • 最大伝送距離…5m

現在でも、転送速度を重要視しない製品では多く使われています。

USB3.2 Gen1(USB3.0と3.1 Gen1)

  • 最大転送速度…SuperSpeed(5Gbps)
  • 最大伝送距離…3m

USB3.x系の最初の規格です。USB2.0から大幅に転送速度が向上しました。

USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2)

  • 最大転送速度…SuperSpeed +(10Gbps)
  • 最大伝送距離…1m

USB3.0の進化版として登場し、さらに転送速度が向上しました。またこの規格よりType-Cが登場しました。

USB3.2 Gen2×2

最大転送速度…SuperSpeed +のデュアルリンク(20Gbps)

最大伝送距離…1m

現在、登場しているUSBで最新の規格です。対応する端子はType-Cに限定されます。しかし対応している製品はほとんどありません。発表はされているので、これから増えてくるでしょう。

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USBの名称変更の歴史

前項のUSB3.2の名称に3.0や3.1を併記していました。これは過去に名称が変更されたものです。

「USB3.0」は登場した後に「USB3.1 Gen1」に変更され、さらに「USB3.2 Gen1」と変更されました。「USB3.1 Gen2」は「USB3.2 Gen2」に変更されています。2020年1月現在では「USB3.2 Gen1」及び「USB3.2 Gen2」が最新の名称です。

どちらも呼び名が変わっただけで、規格や仕様は同じです。また現在、流通している製品も全ての表記が「USB3.2」に変更されているわけではありません。順次変更されるので、しばらくは混在するでしょう。転送速度が重視される、外付けHDDやSSDなどのストレージ類を購入する際は注意しましょう。

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USB3.x系の見分け方

USBの歴史において、大幅に進化したのが2.0→3.0への進化ではないでしょうか。これを境に大幅に転送速度が向上しています。

USB3.x系では、端子部が青色になっており、ぱっと見で2.0との違いがわかるようになっています。

しかしこれは推奨であり、絶対に端子部を青色にすると決まっている訳ではありません。ほとんどの製品はこの推奨に従っていますが、中には違うものがあるかもしれないので注意が必要です。

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互換性

USBにはいくつかの規格の種類があると紹介しました。しかしコネクタの形状は同じな為に、規格が違っても使用する事ができます。

しかし1番低い規格に制限されるので注意が必要です。特に外付けHDDやSSDなどの転送速度を重視する機器は、ケーブルも含めて規格を合わせないと最大の性能が引き出せません。

またバスパワーで動く機器は、古い規格で接続すると供給電力の不足で正常に機能しない可能性があります。

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まとめ

  • USBにはいくつかの規格があり、転送速度などに違いがある
  • USB3.xでは、名称の変更があっているが仕様は同じ
  • 現在は3.2での表記が最新
  • USB3.xでは端子部が青色である事が推奨されている
  • コネクタは同じなので互換性がある
  • 規格が混在すると1番低い規格に制限される

USBは身近な規格ですが、意外に複雑で種類が多い規格です。少しでも参考になればと思います。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

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